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宇宙探査船オーヴィル(The Orville)シーズン1あらすじ・感想 キャスト

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宇宙探査船オーヴィル シーズン1あらすじ

25世紀の惑星連合の士官で地球人のエド・マーサーが主人公。マーサーは、一年前に帰宅したら妻が浮気の真っ最中、ショックで離婚しました。
まだ精神的に落ち込んでいる彼の元に、中型の宇宙探査艦オーヴィル艦長として宇宙探査の旅に出ろという指令が。
マーサーは自分の親友でちょっと常識を逸脱したところのあるが優秀な操縦士のゴードンを連れて乗船、モクラン星人のポータス、セリア星人のアララ、人口生命体でケイロン星出身のアイザック、女医のクレアらのクルーと宇宙探査の旅に出て、色々な冒険をするドラマです。
そして途中から乗船した副長が、なんとマーサーの離婚した元妻ケリーでした。
彼女、マーサーと復縁希望、マーサーも未練ありありで、ケリーのコネでのマーサー艦長就任抜擢も判明という複雑な心境も描かれます。
以後、マーサーとケリーが宇宙人に捕まって動物園の檻に入れられるとか、ポータスが「つがい」(男しかいないモクラン星人のゲイカップル)のクライデンとの間に卵を産んであたためる産休を取る間、艦長代理のプレッシャーに耐えられなくなる若いアララとか、ポータスたちの生まれた子が女の子で、男の子しかいないから性転換をと迫り、裁判沙汰になる話など、お決まりの色々な興味深い冒険が続きます。

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宇宙探査船オーヴィル シーズン1感想

これはどうみてもスタートレックのパロディーです。
宇宙船オーヴィルの船体もエンタープライズ号にも便座っぽい感じで笑いを誘います。
主役で製作者で脚本なども書いているセス・マクファーレンはコメディアンでスタートレックの熱烈なファンとして有名な人なので、軽い気持ちで見ました。
登場する宇宙人たちも、スタートレックに登場するアンドロイドのデータ少佐の劣化版みたいなロボット星人アイザックとか、重力のすごい星の出身なので小柄で可愛い若い女性のアララがものすごい力持ちとか、モクラン星人のポータスなど、スタートレックのクリンゴン星人にそっくりという感じ、操縦士が常識外れのカウボーイタイプでこの艦長以外では使ってもらえない問題児でしかも艦長と親友とか、もうありきたりというかどこかで見たようなものを安っぽくした感じがありありとしていました。
しかし、これが毎回見ていると、え?と思うような考えさせる近未来エピソードとか、モクラン星人のポータスたちの女の子の赤ちゃんを性転換しろと言われて女医が拒否し、裁判になったときも、艦長以下いかにもアメリカ人らしくモクラン星人の女性が偉大な存在という承認を探してくるとか、ちょっとこれはすごいなといい意味で期待を裏切ったシリーズでおすすめですね。

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宇宙探査船オーヴィル シーズン1見どころ

何度も言うようですが、コメディアンのセス・マクファーレンの製作のせいか、意外なすごいスターが続々とゲスト出演するのが見どころです。
艦長の妻の浮気相手の宇宙人役はロブ・ロウだし、シャーリーズ・セロン、リーアム・ニーソン、ロバート・ネッパ―なども出演しています。
もちろん、セス・マクファーレンは熱狂的なスタートレックファンなので、「新スタートレック ヴォイジャー」のホログラムドクター役のロバート・ピカードがゲスト出演。
船のドクター役は「新スタートレック ディープスペースナイン」のキャシディ―役のペニー・ジョンソン・ジェラルドが出演していますし、監督や製作陣にも「新スタートレック」のブランノン・ブラガ、ライカー副長ことジョナサン・フレイクス、トム・パリス役だったロバート・ダンカン・マクニールなどずらりと名前が出るのもみどころですね。

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宇宙探査船オーヴィル シーズン1登場人物・キャスト

宇宙船オーヴィルの艦長エド・マーサー(セス・マクファーレン)

妻に浮気された傷心を抱えているが部下思いの艦長

副長ケリー・グレイソン(エイドリアンヌ・パリッキ)

有能な女性副長でマーサーを元夫としてでなく宇宙艦隊士官として評価して艦長に推薦

医療主任クレア・フィン(ペニー・ジョンソン・ジェラルド)

ティーンエイジャーの2人の息子を伴ったシングルマザー

ゴードン・マロイ(スコット・グライムス)

艦長の親友で優秀な操縦士だが、汚い言葉とか使うし女好きで問題児

ボータス(ピーター・メイコン)

ケリーに次ぐ序列で、男がほとんどのモクラン星出身でクライテンというつがいと乗船

アララ・キタン(ハルストン・セイジ)

重力の強いセレア星人のせいでか弱そうな小柄な若い女性なのにオーヴィル一力持ち、重い扉を一息に叩き割り大きな岩を持ち上げることが出来る

ジョン・ラマー(J・リー)

機関主任。途中でIQがかなり高いのを隠していることが判明。

アイザック(マーク・ジャクソン)

科学技術主任。自然生命を見下す人口生命体だけのケイロン星人だが、けっこう相手の気持ちも分かり優しいので
地球人の意外性について学んでいるらしい。

クライデン(チャド・コールマン)

ボータスのつがいでモクラン星人。女性として生まれたが幼少時に男性に転換する処置を受けたので、娘にも同じ処置を希望した。

ヤフィット(ノーム・マクドナルド)

大尉。流動性の可変種でスライムみたいなやつ。ドクターにストーカーするほど興味を持っている女好き。"

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